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Cure Rubbish interview
- SPECIAL -

Cure Rubbish interview

上質なポップスサウンドに定評のあるCure Rubbishが4枚目のニューアルバム『white』を9/25にリリースした。ロックなサウンドを強調した今作は彼らの新境地とも言えるが、Cure Rubbishらしいポップスな部分もしっかりと残っていて非常に聴きやすい。上質な音楽聴きたいなと思ったら是非一度手に取ってみてほしい。

interviewer:ブッキングマネージャー窪田

―早速ですが、今作『white』のタイトルの由来を教えてください。

真舘(vocal 以下…真):「純粋」や「純真」などのキーワードから考えました。夢や恋・愛においても最初に抱く感情は色に例えると純粋で真っ白なカラーだと思い、収録曲それぞれ当てはまるのでこのタイトルにしました。またリリースから冬に向かって行くので季節にもイメージがあっているタイトルだと思います。

-Cure Rubbishらしさが詰まったすごく聴きやすい作品だなと感じました。制作の際に特に気を付けた部分などありますか?

永野(Ba 以下…永):制作している時に3人のそれぞれの音を今までよりも大切にしましたね。

真:初動で感じた事を残しつつ、アレンジをするように心がけました。

-その初動が残っているせいか、すごくシンプルな作りですよね。

真:そうですね。今までよりも音数を減らしてシンプルで聞きやすい作品に仕上げ、聞き手の心に響くように心がけました。

-収録曲について伺いたいのですが、個人的には4曲目の「Gentleman」が男性の本音が垣間見えてめちゃくちゃ共感しました(笑)。それぞれお気に入りの1曲を教えてもらえますか?

真:「Gentleman」気に入って貰えて大変嬉しいです。この「Gentleman」って曲は、世の男子諸君、お父様方、小さいお子さんを持ったお父さん達も含めて、みんなが言いにくい事や我慢している事を代わりに僕が代表して言ってやろうじゃないか。という気持ちを込めたので共感してもらえてすごくありがたいです。

久枝(Dr 以下…久):僕は「forever」という曲が一番気に入っています。

真:「forever」は、実は前作リリースした3rdのアルバム「YOU」の収録曲にいれようか?と迷っていた作品なんですよ。

久:前回の収録曲に入れられなかったので、今回は絶対に入れたいと思っていた曲なんでです。自画自賛になりますが本当に良い曲が完成していて、絶対みんなに聞いて欲しいと思っていたので。

永:僕は「また逢えるその日まで」という曲が一番好きです。もともと好きな曲調でミドルテンポなポップス。曲をアレンジしていて、凄く自分でも良いな~と思えるストリングスのラインをえがけたな~と思っていて、僕のお気に入りの曲です。

真:僕が今一番好きな曲は「白い花」。これは、実は永野君からの要請で作った曲で永野君からテンポや曲調のイメージも聞いて、落ち着いた作品にしました。ちょっと難航するかなと思ったんですが、意外に歌詞と曲がすぐ出来上がりました。

-すごく切ない歌詞ですよね。

真:この曲は片思いの曲なのですが、いつかの僕がこの曲に重なっているような感じがするので、曲の世界にも凄く入りやすいです。誰とか、いつとか、詳しい事ははっきりと分からないんですけど、その時の衝動というか人を好きになった気持ちをそのまますんなりと書けた曲です。

-全体を通してどんなアルバムに仕上がりましたか?

永:前回リリースした「YOU」に比べて、ロックな曲調が多くバンド感を押しだした作品かなと思います。

真:前作は主にポップスでしたからね。もともと僕らはポップスなバンドなんですけど、今回はロック色というか?自分達のロックな部分を今までにない感じでだしました。

-それでもCure Rubbishらしさを感じたのはCure Rubbishの音楽の幅が広がった部分ですかね。

真:そうかもしれないですね。結構洋楽ぽいサウンドや色気のあるバラードロックだったり、サウンドにこだわりとても楽しめるアルバムに仕上がりました。

-そんな今作をどんな人たちに聴いてほしいですか?

真:僕が歌詞も書いているのですが、恋愛にせよ、仕事にせよ、勉強とか部活とか、日々頑張っている人達の背中をおしたいと思っているので頑張っている人達に聞いて欲しい曲たちですね。

-作詞・作曲はどんなタイミングで行いますか?制作を行う際の自分なりのルーティーンがあれば教えてください。

真:作曲に関してですが、基本的に鼻歌を歩きながらだったり、散歩をしている時やお風呂やトイレに入っている時だったり車に乗っている時だったりですかね…。鼻歌はよく歌っていて鼻歌をレコーダーや携帯でとって、制作につなげていきます。他にも、CMや口ずさんだフレーズが発展して曲になる事もありますよ。

-生活の中で出来上がっていくことが多いんですね。

真:基本的にはそれが多いですが、締切に追われて出来上がる時ももちろんあります(笑)。

-生み出す苦しみですね(笑)。そんなCure Rubbishの今後の展望・目標を教えてください。

真:まず直近の目標ではツアーが始まったので、ファイナルまで駆け抜けていきたいです。今回のリリースでは、関東圏でのライブが多いですが、次回はその先で少しずつライブをやる範囲を広げて、全国でワンマンライブツアーが出来るようになりたいですね。そしていつか….。一夜限りの東京ドームでやりたいです(笑)。

-これからもエッグマンでも応援させてください!今日はありがとうございました!