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SONG ORDER interview
- SPECIAL -

SONG ORDER interview

2015年プロジェクトを終えたSONG ORDERが久しぶりに単独でのリリースが決定!
人の背中を押しながら優しく包み込む彼等の渾身の一枚が間もなくリリース!

Talking Partner : TATSUKI

——ミニアルバムリリースおめでとうございます!

全員:ありがとうございます!!

——昨年は1年通して2015年プロジェクトとしてリリースを重ねていた訳ですが、単独でのリリースは久しぶりですよね。今回のミニアルバムリリースの経緯を教えて下さい。

MAO : 昨年単独でCDを出せなかったので、僕らの2016年の再スタートの1発目という位置づけというか、僕らこれからもドンドン行きますよ!っていう意思表示が今回のミニアルバムになってます。

——なるほど。今回のミニアルバムでの一番の推し曲っていうのはありますか?

MAO : 今回楽曲の幅が凄いんですよ。僕らはこってりラーメンのつもりで作ってみたんですが、改めて聴いてみると思いの外すっと全曲聴けるかなと思っています。全曲それぞれに色んなテイストが盛り込まれていて、ある意味全部が別個になっていて、通して聴いて面白いアルバムかなと。推し曲というより、全曲を聴いて楽しんで欲しいという感じですね。

——コンセプトアルバムという受け取り方でってことですね?

YOSHIHIRO : 今回のミニアルバムのテーマは「一日」なんです。4曲それぞれに意味があって、それぞれを別の日で解釈してもいいし、全く同じ一日として当てはまるかもしれないっていう可能性をもった一枚です。

MAO : 例えば、朝、昼、夜、夜中みたいにテーマがあって。誰かにとってはそれが、ある一日そのものであったり、誰かにとっては何月何日の朝で、違う人にとってはもっと先の未来の朝の話かもしれないし。というような感じですね。
一日を通して生活していく中で、次の時間に行きたくなるようなアルバム。朝から次の昼へ。夜中に「朝の曲」を聴いたら、朝を迎えたいなって思えるような。そんな感じです。

——曲順もそういう並びになってるんですか?

MAO : そうです。結構面白いと思うんですよ。朝の曲を朝聴くだけじゃなくて、違う時間に聴くことで色んな想像力が働くと思うんですよ。朝に夜の曲を聴いて、昨日の夜が楽しかったから、昨日夜に戻りたいなとか、次の時間に進むだけじゃなく戻る為のものにもなり得るし。1日を通してそういう面白みを俺等で描いてみました。

——そうやってコンセプトが明確になっている中でのアレンジはとても繊細な部分も増えると思いますが、特に気をつけてる部分はありますか?

YOSHIHIRO : 時系列の感じ方が、実はメンバーの中でもそれぞれが違っている部分もあって。そうやってそれぞれがこう感じているのかなって気づくことが、直接的ではないですけど、アレンジにも繋がってるのかなって思ってます。

MAO : 強いて気を遣ってるという所を挙げるならば、今回のレコーディングに関しては制作段階から僕以外の3人がメロに気を遣いながらリフを作ってくれてるなっていうのは凄く感じていました。「俺がこう歌いたいからこうして」っていうより先に「メロがこうだから、こういった方が良いよね?」みたいなやり取りで。そういうのが多かったから、大まかなイメージの中で音の抜き差しが出来ました。

YUTA : 僕は抜くことを意識しましたね。弾かないっていう意識で。

MAO : その反面、ギターは普段弾かないようなフレーズを取り入れたりもしてくれましたね。

P.A.Y : MAOも言ってたんですが、色んなアレンジを考えていく上で、皆と合わせてる時にリズムを色々試してみると、あれとぶつかるなこれとぶつかるなっていうのが見えてきたりしました。場面が決まってるから、こんなリズムどうかなってところから出来ていった曲もあって、そういうのは今回新しいことが出来たかなって思います。

MAO : ホント良い意味で歌遊びでしたね。

YOSHIHIRO : メロディーがあって、アレンジして、修正してっていう、メロディーありきのアレンジは本当に前よりも深くやれたかなって思います。

——4曲を通してキーワードになるような歌詞はあるんですか?

MAO : 4曲通しての「誰かの1日」なので「誰かの」っていうのが凄く大事なんです。その人が次の時間に行きたくなる曲を書きたかったので「次にいって良いんだよ」っていうメッセージの形が時間によって変わってきちゃうんですよね。どういう言葉がその時間帯を感じさせるのかっていう部分を込めたので、そこは楽しんで聴いてもらえたらなって思ってます。今のあなたがあって未来のあなたがあるんだよってメッセージを。

YOSHIHIRO : 背中を押せるような感じですよね。無理にではなくて、聴き終わったら自然と前に踏み出せるような。

MAO : この曲好きー!っていう感覚よりも、この1枚を好きになって欲しいんですよね。アルバムを聴いた時に、もう1周、もう2周聴きたくなるような。次へ次へっていう感覚がずっと繋がっていくような歌詞構成にはしてあります。

——SONG ORDERの曲って全般通して、聴いたら背中押してもらえるような感覚ありますよね。

YOSHIHIRO : 先日、今回のMAOの歌詞のテーマってなんだろうって話したんです。感謝のもとに、前に進んで良いんだよっていう柔らかい感じかと思っていたら、自分たちが思っていた以上にMAOの想いが明確で強かったんです。もっと説得力のある強い想いだったんだなってのは感じました。

MAO : 僕ら自身、聴いてくれた人がどういうリアクションをしてくれるのか楽しみですね!

P.A.Y : 構成とかもライブをイメージして作ってるからライブで聴いてもらうのも楽しみですね。

YOSHIHIRO : ライブ版って言っても過言ではないくらい、ライブのこともイメージして作ったので。

MAO : 今回は4人で制作してる時間っていうのが本当に楽しかったです。

——なるほど。そして、5/26にリリースイベントがありますが、そこに向けての意気込みを聞かせて下さい。

YUTA : 対バンが2015年プロジェクトの時とだいぶ違ったバンドが決まっているんですよね。

MAO : 前回のプロジェクトは「多ジャンルで楽しいでしょ」っていうのを提示してきたんですが、今回は自分たちの思う「ギターロック・歌もの」っていうジャンルの中で「これが歌でしょ!」って言い切れるような人たちを誘わせてもらいました。

YOSHIHIRO : 今回久しぶりの単独でのイベントなので、今まであった「多ジャンルで」という縛りがなくなって、今度はもう一度立ち返ってギターロックのシーンでのイベントになります。一昔前に一緒にやってきたバンドが久しぶりに一堂に会して、今の自分たちを出していけたらなって思ってます。それが今の答え合わせかなと。

——今回のミニアルバムを手に取ってくれる皆さんにメッセージをお願いします。

P.A.Y : 再生したら、気がついたら最後まで聴いちゃってるからよろしく。

全員 : …。

P.A.Y : ごめん、もう一回!!!聴き始めたらあっという間に聴き終わってるよってことを言いたいだけなんだ!

MAO : あのー、(ダメ出しのため中略)。

——なるほど!わかりました。それでは最後に、このアルバムを漢字一文字で表すなら?

MAO : んー!!!「愛」!!!!

——ありがとうございました!


・アルバムタイトル / MOMENTS
・収録曲 / 1.WAKE 2.Far away 3.Using Light 4.FALSE
・発売日 / 2016 – 05 – 26
・販売方法(会場限定)
・価格 / 1,500(tax in)
・品番 / SO-0526

リリースイベント情報

2016. 5/26(木)
渋谷eggman

●公演名:-THXING- vol.1
●出演 : SONG ORDER / FAT PROP / MOLE HiLE / Cool Runnings / Anima / アコニカカル(O.A)【ココニカカルAC.ver】
●ADV ¥2,500/ DOOR ¥3,000
●OPEN 17:30 / START 18:00