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Northern19 interview
- SPECIAL -

Northern19 interview

結成から早10年。
今回リリースする1st mini album「FOR EVERYONE」、
そして10周年を迎えた「Northern19」に800文字のインタビュー敢行!!

interviewer:YUMA

―まずは自身初となるミニアルバム「FOR EVERYONE」発売と「Northern19」10周年おめでとうございます!

Northern19:ありがとうございます!!

-ミニアルバムが初めてという事ですがメンバー的な気持ちはどんな感じですか?

井村(Ba/Vo):10周年って事もあって、心機一転という気持ちは持っていますね。ミニアルバムが初めてって事もそれに付随出来ているのかなと思います。

-ミニアルバムになったのには理由があるんですか?

笠原(Gt/Vo):去年はフルアルバムを出しているんだけど、10周年の節目の年だから何か出したいねっていう話になって、ミニアルバムってやった事もなかったしレーベルも変わったっていう部分もあって色々心機一転が出来るタイミングだったのかなと思いますね。

馬場(Dr/Cho):これだけ活動してきて、”1st mini album”、ファーストって付くのがいいなって思います。もう一度、1からやろうって思えますね。

-フルアルバムのイメージが強いですけど、ミニアルバムに関してファーストっていうのは意外でした。

笠原:元々ミニアルバムって好きじゃないというか、自分達が聴いてきた外国のアーティスト達はミニアルバムって出さなかったし、多少時間が空いてもフルアルバムを出したいって思って活動してきたので。

馬場:自分達もCDを買う時にフルアルバムを買うっていうのが強かったからね。

笠原:流行に乗ったって訳じゃないんだけど、内容が良ければ良いと思うし俺らも挑戦出来たらなと思って今回の作品になりました。

-アルバムタイトル「FOR EVERYONE」はみんなの為にという意味だと思いますがこのタイトルになった理由はなんですか?

笠原:さっきも10周年の話が出たけど、ここまでやってこれたって事や今まで関わってくれた人やお客さん、みんなに感謝だしこれから新しいスタートを切るって事を考えた時にこの単語が出てきました。抽象的なイメージとかじゃなくて出てきたイメージをそのままタイトルにしようかなって思って「FOR EVERYONE」にしました。

-ジャケットも今までのイメージとは違いますよね。

笠原:EVERYONEって言うくらいだから、いろんな色があっていろんな人がいて、曲の内容もバラエティー豊かっていう部分で、どんな色にしようかってなった時にこの色っていうイメージよりは今回はいろんな色があるなって思ってこれにしたんです。手作り感がある感じもすごく好きだし、明るいイメージにもなって良いジャケットが出来て良かったと思っています。

-曲についても聞かせてください。1曲目「GO」ですがこの曲はシンガロング間違いなしですね。歌詞も行くぞ!って思えるし、背中を押してくれるなと思いました。

笠原:まず、今回のアルバムを作ろうって思った時にまだ曲とかは出来てなかったんだけど、「FOR EVERYONE」っていうアルバムタイトルは先に決まっていたんです。そのイメージに寄せて曲を作ろうって思った時にそれが縛りになっちゃったのかすごく苦労したし、ギリギリまで曲作りが進まなくて…。でもそういうものにしたいっていう想いはずっとあったから、それが一番分かりやすく出た曲になったかなと思います。

-この曲のキャッチーさはハンパないですね。

笠原:キャッチーなメロをみんなに唄って欲しいという部分には相当こだわりましたね。メロも1メロだけなので歌詞も疎かに出来ないし、旨味だけを凝縮したというか、衝動でサクッと出来ましたというよりは、こだわりを持って作った曲ですね。まぁとにかく「GO!!」っていう風になりたかったんです(笑)。

-1メロディーだけで曲を完成させるってすごいですね。

笠原:サビとAメロっぽい区分はあるんだけど、メロディは全く一緒です。

-メロディーが1パターンだけで、どういう風に作るんですか?

井村:でも、曲を持ってきた時からそういう感じで来たよね?この曲は、イントロもギターソロもあって終わり方もこだわっているから、1メロディーだけど全然そういう気にならないというか、物足りなくないと思います。

笠原:シンプルなんだけど旨味が詰っていると思う。それこそ、このアルバムの中では一番「FOR EVERYONE」っていう曲になっていると思います。自分達がどうこうっていうよりもみんなの為、ライブに来てくれるお客さんとかそういうイメージに一番寄せている曲だと思いますね。

-なんか高校生のコピーバンドとかにやって欲しいなって思いました(笑)。

馬場:あはは(笑)。

笠原:そうだねー。曲調で言ったらすごく分かりやすいし日本のメロディックパンクのプロトタイプだとも思うのでやってくれたら嬉しいですね。

-2曲目「SOS」について聞かせてください。この曲は、すごく耳に残るというか、なんとも言えないメロディの取り方が癖になりました。

井村:この曲は作るのが早かったと思います。

笠原:曲を作る段階でやっぱり妥協はしたくないし、そう思いながらギリギリまで曲が出来ない中で超ヤバいって思ってた時に出来た曲です。だからタイトルが「SOS」なんだけど(笑)。

井村:リアルに助けてくれーって思ってたよね。

笠原:そうやってどうしようって思ってたある日にスタジオに入ってたら一瞬でこの曲が降りてきたんですよね。メロディーの感じが独特って聴いた人みんなに言われるんだけど、俺の中では別にそんなことなくて。ある意味「GO」とは対局というか、ピュアな曲になっていると思います。

-言い方を悪くしたら気持ち悪いというか、聞いた事ないメロディ、ハモリ方だったのでビックリしたんですけど、でも相当良い曲だなと思いました。個人的には、このアルバムの中で一番好きです。

井村:今まであんまりなかった曲だよね。

馬場:確かに普通じゃないと思う。

井村:健太郎(笠原)はこういう曲も作るんだってメンバーながら驚きましたね。

笠原:本当に曲が出来なかったから煮詰まって煮詰まって壊れた時に、俺が好きなアーティスト、影響を受けたバンドとかそういう部分がスッと出てきたのかなと思いますね。

-ギターリフの重ね方とかもすごく気持ちよかったです。

笠原:さっき言われた気持ち悪さの部分と綺麗さの同居って前作の「Emotions」から意識してて、良いメロディーなんだけど何かスパイスが入っているとか普通じゃない事を入れたいって思ってたから、この曲は狙わなくても自然とその質感が出たのかなと思いますね。

-先ほどちょっと話に出ましたが歌詞にも「SOS」、助けてという意味合いが出てきますよね?

笠原:歌詞書いている時に思ったんだけど、自分がマイナスの方向に向かってたりちょっと鬱っぽかったりすると周りの人にも悪い影響が出ると思うんですよ。逆に自分がいい状態で物事を考えれていると周りにもそういう風に影響が出る。だからそういう意味を込めて書いた曲でもありますね。

-この曲はどういう人に聴いて欲しいですか?

笠原:これを反面教師にしてねって思いますね。洞窟とかに住んでいるモンスターというかそういう奴にはならないでねって思います。外に出てきて欲しいなと。

-まだ途中ですが全体を通して背中を押してくれる歌詞が多いなと思いました。

笠原:俺たちの曲って常にそうですね。暗い歌詞とか書いてても結局自分とか周りの人に頑張ろうよって言っているというか気持ちが向いてるから、それが分かりやすく出るか出ないかの違いですね。

-「MY HERO」は、ノンフィクションにしか思えませんでした。この曲が出来たエピソードは聞いても大丈夫ですか?

笠原:”NO USE FOR A NAME”のトニー•スライが大好きで一緒にツアーとかもさせてもらったんだけど、曲が出来た時にNO USE…っぽいなと思ってそれに寄せるように作っていったので歌詞もこういう風に書いたんです。俺らに取ってはすごく大きな存在だし、トニー•スライは亡くなっちゃったから彼の新しい曲は聴けないわけじゃないですか。烏滸がましくもそれは継承していかなきゃいけないと思うし、そういう風にしたいっていう決意表明でもある。そして取り留めもないトニー•スライへの手紙のつもりで書いた曲でもありますね。

-共感出来る部分が沢山ありました。

笠原:いろんな音楽が好きで沢山聴いてきたけど、トニー•スライに関しては核の部分にいるんですよね。歌詞にも書いたけどスタートラインにいたし未だに心の中にいる人物です。

-このジャンルの音楽をやっている人間からしたら本当に偉大なバンド、人物ですよね。

笠原:面白い話があるんですよ。この曲の歌詞を仕上げてそのままレコーディングだったんだけど、いざ歌入れってなって部屋に入ったら電気がパッパッパッ!って3回くらい点滅したんです。

-マジですか??

笠原:もしかしたら来てくれてたのかなって思っちゃいますよね。そういうことってあんまりないし、誰かがいじったわけではないからさ。

-それは絶対見に来てますね。

笠原:本当に「MY HERO」なんですよ。自分達の中で。

-この歌の最後の部分の歌詞をそのままそっくり「Northern19」へ届けたいなと思いました。キッズみんなで「Northern19」は僕らのヒーローだとライブ会場で唄ったらどんな光景だろうって想像もしながら。

笠原:それ照れるやつ(笑)?でもトニーも照れるだろうなって思いますね。この曲を聴いてくれたら。

-ライブ楽しみにしています。次の曲、「LET IT ROCK」はイントロから他の曲とは雰囲気が違いますね。珍しいんじゃないかってくらいの気持ちを感じました。

笠原:まず、シャッフルの曲って俺らの曲になかったんですよね。避けてきた感じもなくはないというか。

井村:この曲は、アレンジが二転三転したのを覚えてますね。

笠原:軽い曲って言ったら語弊があるかもしれないけど、軽いイメージの曲なんですよね。テーマ的にはロックしようぜって言いながら日常の感じも出せてるし。

井村:レコーディングの時、抑揚とかいらないから〜って言ってたよね。普通に唄ってって言われたのを覚えてる。

笠原:なんかね、イメージがあってね。べちゃーって唄って欲しかったというか。

-歌詞でロックしろ!って出てきますが、この曲でそう伝えようと思ったのには何か理由があるんですか?

笠原:曲調もあると思うんだけど、俺が大学生だった時の気持ちというか。本当に生温くてバカだったんだよね。将来の事とかを考えるのから逃げててライブとか行って遊んでたんだけど、そのライブが終わったら現実に戻るわけじゃない?そんな上手くいくはずもなくてさ。なんかでもやっぱり、ライブ行った後って頑張ろうって気持ちになれるし、そういう風になってもらいたいなって思って俺らもライブするわけだし、今日はロックしようぜって提示しているから、決して常にハッピーではないけど、この曲を通して伝えたかったんですよね。

-「HEART BEAT」は、心を綺麗にしてくれるメロディ、そしてすごく手を差し伸べてくれるというかそんな気持ちになりました。

笠原:この曲はこのアルバムの中でも一番最初に出来てましたね。個人的にもすごく気に入っている曲で、最初のイメージがアメリカのカントリーとかポップスのラジオで流れそうなロックというか、そういうイメージの曲をやりたいなって思ってて出来た曲ですね。

-歌詞に日曜日って出てきたので前の曲と何か繋がりがあるのかなと思いました。

笠原:それはないですねー。土曜日に打ち上げして飲み過ぎた日曜日の朝って感じです(笑)。

馬場:あははは。そんな内容でこんなさわやかなメロディーなんだ(笑)。二日酔いの歌?

笠原:孤児付けなんです。曲自体にSunday感がすごくあって…。歌詞もすぐ出てきたんですよね。休みの日の天気の良い朝ってイメージです。

-このアルバムの中で一番”名曲”っていう言葉に当てはまるのかなって思いました。

笠原:実は得意な路線ではありますね。スタジオで合わせててもグッとくるし。

-eggmanの冊子ですがこの質問しちゃいます!次の曲の「MANHOLE」って「Northern19」の原点の?って思いました。合ってますか?

馬場:あそこの事です!

笠原:俺らの初ライブの場所なんですよ。池袋って昔から使っている街だし落ち着くんですよね。

-初ライブって東京出てきて初って事ですか?

笠原:いや、「Northern19」を組んで初ライブで本当に原点の場所なんです。人が変わったり状況も変わったりしているけど、まだあの場所は存在してて。俺らも状況が変わったりしながら10年間経ったけど未だに原点だって思えるんですよね。自分達がここから始まったように、そういう原点を大事にしながら将来の夢を見て頑張っている奴がいると思うし、そういう事に気持ちが混ざりあって出来た歌詞ですね。ある人に初期の「Northern19」の感じが出てるって言われたんだけど、自分達でも一番、裸になれた曲かなって思いますね。

-このタイミングでこの曲を書いた理由はあるんですか?

笠原:10周年っていうのはありますね。あとは5月に10周年企画をやってその時の想いが入っているのは大きいですね。途中の語りが入ってくるんですけど元MANHOLEの人に喋っててもらってて…。

-そういうの良いですね!

笠原:ごまかしが利かないというか、とにかく真っ直ぐな曲ですね。

-ラストの「MY FAVORITE SONG」はアルバムタイトルへの雰囲気は一番感じました。

笠原:そうですね。エンドロールじゃないけどそういうイメージはあって、メロディーをシンプルにして3人でコーラスして曲にしたいなって思って作りました。

-コーラスワークはとても気持ちよかったです。「MY FAVORITE SING」というタイトルにしたのにはどんな理由があるんですか?

笠原:ライブのアンコール後でフロアの客電がついて、エンドロールでそのバンドの名曲が流れているっていうイメージですね。本当にライブを意識して書いた曲なので、ツアーを通じて育ってくれたら良いなと思う曲ですね。

-ツアーは毎回行かれてると思いますが今回のツアーをどんな気持ちで回ろうと思っていますか?

井村:心機一転って思ってるのもあるし、毎回そういう所はあるんだけど、挑戦者というかあんまり決めるって感じじゃなくて真っ白な気持ちでステージに立てればいいなと思いますね。

-ロングインタビューという事で「Northern19」の10年間に関して聞ければと思うのですが、まず率直にどんな10年間でしたか?

井村:ブッキングライブとかに出てた最初の頃とかは本当に辛かったですね。お金の面がもう…。もちろんそういうものだと思って出てたけど。

笠原:対バンと仲良くなって、企画呼んで良いですか?とかそういうのも楽しかったなーって思い出しますね。思ってみれば人生の3分の1を「Northern19」ってバンドで過ごしてきた訳だから、本当に社会勉強っていう部分も沢山あったし人間として学ぶ部分も多かった。そういうことの繰り返しだったかなって思いますね。

馬場:長かったようで短かったし、必死に夢中にやってきたらもう10年かって感じですけど振り返るとやっぱりいろんな事があってちょっとずつ階段を上ってきたのかなって思うし一言じゃ言い表せないですね。

-これは一番記憶に残ってる!っていうのはありますか?

井村:俺は初めての”ROCK IN JAPAN”ですかね。本当に放り出されたというか登ったら”前に出るしかない高い所”みたいなイメージでした。

-僕その時、現場にいましたわ。

馬場:みんなほぼほぼ記憶に残ってないよね。夢中過ぎたし一瞬で終わったのを覚えてる。

笠原:アドレナリンが尋常じゃないくらい出てたし、暑かったのくらいしか覚えてない。冷静にその場を受け入れられてない感じと言うか、乗った事ないくらい速い乗り物にのせられた感じだった。後は、SEがかかった後の歓声は覚えてる。京都大作戦でもそうだったけど、この歓声って俺らの番じゃないよね?え?俺たちの番?って。

-その歓声を聞いちゃったらバンドやめられないですね。

笠原:もちろんどのライブでも緊張するし、興奮するんだけどね。あれは未体験だった。

-逆に10年間の中で挫折などの苦しい思い出などはありますか?

井村:死ぬほどあるよね(笑)。

馬場:俺は結構あるかな。怪我がすごく多くて…。腰とか手首とか、体を酷使するにつれてどんどん悪くなっていってボロボロで…。ドラムやると怪我が治らないから、やりたくなくなっちゃっていた時期もあるし。3rd Albumの時かな?47都道府県行ったんだけど序盤から中盤くらいで足とか動かなくなってたけど、タイトにスケジュールが入っているし、やらなきゃいけないって思う事へのモチベーションの持っていき方とかは大変だった。

-楽しい事だけじゃないですね。本当に…。

笠原:でもね、楽しめないとダメだと思うしその辺の付き合い方っていうのかな。俺も曲作りとかで苦しい時はあるけど、でもやったら楽しいしやりがいはあると思っている。1st Albumを出した時の曲は、今までの曲の集大成なんだけど、そのツアーが終わってから2ndの製作に向かう時に気持ちがからっぽになりすぎちゃって。2008年かな?その時期はすごく辛かったかな。初めてのツアーの時は対バンする人達も初めましてだし、気持ち的に言うとずっと追い風が吹いている感じだったんですよ。でも2008年くらいからはその風が止まった感じがあったんです。自力でやっていかないといけないんだなって実感したからこそ辛かったんだと思いますね。でも今10年経ってみて、逆に言うと「Northern19」というバンドをやるって事の自信をその時期からつけてきたなって感じています。

-「Northern19」というバンドを知って、ハマって、セカンドアルバムを期待しまくってしまったのは今でも覚えてます。メンバーからしたら相当なプレッシャーだったんだなと…。

笠原:まぁ、今考えると肩に力が入り過ぎてたかなと思うけどね(笑)。初めてだからあると思います。今だからこそ後になって言える事だけど…。そう考えると挫折はちょいちょいしてるね(笑)。

馬場:挫折してるねー。でもそれをちょっとずつだけど超えていけているから10年続いているんだと思いますね。その時折れちゃってたら今「Northern19」はないですよね。

-そうなんですね。ただのキッズとして言わせてもらいますが、その10年を1つ1つ脳裏に焼き付けながら生きてきたので話を聞けているだけで感動です。

笠原:いろんな人にとっても、そういう風になって欲しいよね。1つ1つのアルバムがその人の気持ちとか記憶とかと連動してくれればなと思います。個人的にはどのアルバムも作風が違うと思ってて、それを誇りに思うし聴き応えとか表情がどれも別々にあるから今聞いても楽しめると思います。本当にこれから旧譜を聴く人にも自信をもってお勧め出来るので手に取って欲しいですね。

-僕もそう思います!そしてロングインタビューありがとうございます!最後になりますが10周年はまだまだ通過点だと思います!今後の10年はどういう風に活動していこうとか考えていますか?

井村:もっともっとイベントとかやってみたいですよね。もしそういう風に活動していけるとしたら、そのイベントを大きくしていけたらいいなと思いますね。そういう力を持ったバンドになりたいなって思います。

馬場:今までもそうだったんだけど、バンドの本質みたいのは変わってないから、そこだけはブレずにこれからも活動していけたらいいなと思いますね。

笠原:「Northern19」としてブレないようにしてきた部分とか、今まで大事にしてきた部分を継続したいですね。例えば捨て曲なしっていうテーマがあるんですけど、その作品を毎回、毎回良い質で作っていきたいし、誰がいつどこで聴いても、その作品が良いって言われるようにしたいですね。あとは、俺たちならでは(オンリーワン)っていうものを出していくべき10年だし、「Northern19」ってこういうバンドだよねっていうイメージにも囚われない発想とかも必要なのかなと思います。そして、音楽とかバンドとかって俺たちにとっての人生になっているので、よりそういう所を考えたり取り組んだりしていく10年になるんじゃないかなって思ってますね。

-10年後の話を聞かせて頂きましたが、その前に「Northern19」の19周年!なにやるのか楽しみにしています。本当にありがとうございました!

Northern19:ありがとうございました!