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SWANKY DANK interview
- SPECIAL -

SWANKY DANK interview

これが、”SWANKY DANK”というジャンルだ!
様々な挑戦を試みながらも統一感のある名曲、全4曲。
この作品から彼等にのめり込んでみればいい。
eggmanのスタッフ全員が心からオススメ出来る作品、ここに完成。

interviewer:YUMA

―まずは、1stシングルという事で。

SHUN(Dr):そーりゃあそうでしょー。

一同爆笑。

KOJI(Vo,Ba):なんでそりゃそうなんだよ(笑)。わかんねーじゃん。

SHUN:そりゃそうだよねー!!

-あははは(笑)。とにかく「Listen to the Radio」発売おめでとうございます!

SWANKY DANK:ありがとうございます!

-何年も前から”SWANKY DANK”を見ている僕から言わせてください!この曲の音源化を心から待ってました!!

YUICHI(Vo,Gt):みんなからそう言ってもらえる曲でしたね。なんで音源化しないのって言われる事が多かったし、ライブ受けもすごく良い曲だったんだけど、音源にあえてしないで温めてた曲ですね。

-本当に心から待ってましたもん。

YUICHI:新しい方向に向かっていこうって思える曲が「Listen to the Radio」だったんだけど、1から始めようって思ってリリースした「The Love Was Gone…」にはあえて入れなかったんですよね。今回、それでもこの曲を聴きたいって言ってもらえる声を聞いた時に出そうって思えたし、みんなでリアレンジして出そうかなって踏み切る事が出来ましたね。実際、「chansing」も「Call My Name」も音源化してなかったし、このタイミングでって思って同じようにリアレンジを加えて出す事がました。今の俺たちが音源にするならこういう風になるぞって想いもこもってますね。

KOJI:「chansing」に関しては”SWANKY DANK”を結成して初めて作った曲ですからね。

-そうなんですね!!

YUICHI:SHUNちゃんは昔サポートしてもらってたからこの曲を叩いてくれていたし、一回離れて戻ってきてくれて正式メンバーになったわけだけど、こうやって今の3人で音源に出来るっていうのは本当に嬉しいですね。

SHUN:昔のアレンジもかっこよかったけど…今回のこのアレンジには…負けちゃうかなー。

-あははは(笑)。SHUNさん今日ガッツリ入ってきますねー(笑)。

KOJI:4曲目の「JUST DANCE」は”LADY GAGA”のカバーなんだけど、昔イベントでカバー曲を1曲やろうみたいになった時にこれがすごく好評で。この曲に関しても音源にしてよって言ってもらえたし、今回の作品はみんなからそうやって言ってもらえてる曲を集めた作品って言ってもいいくらいですね。

-今回はシングルって事ですけど、曲が多彩というかすごい満足感が得られる4曲だなと思いました。

YUICHI:確かに1曲1曲のアレンジとかジャンルとかは統一感のない感じかなとは思うけど、それが俺たちらしいのかなとも思います。1stシングルで出させてもらっているけど、ジャンルがどんな感じとかじゃなくて”SWANKY DANK”ってジャンルにしたいと思ってそれをコンセプトにもしてるんですよ。例えばライブハウスの人にブッキングの対バンを困るくらいにしたいと思っているし今後もそうやって色々な事に挑戦していけたらって思って活動していますね。

-作品が出来てみてメンバーとしてはどんな想いですか?

SHUN:どの曲も化けたなって思えるし、自分達も自信が持てるくらい満足感は持ってますね。すごくカッコ良くなったって自分でも言えますね。

KOJI:今回カバーさせてもらったりも出来て俺たちの幅を伝える事は出来たと思うし、自分達のリアレンジも唄い込んでいた部分があったから昔の感じが抜けなかったりした事もあって結構苦労したのはありますね。

YUICHI:1stシングルって言ってはいるけど、そう思えないのが事実で、シングルって思えないくらいの作品になっていると思う。実はそれぞれの曲がシングルにする為に書いた曲だし、色んな理由があって音源にしなかった自分達の思い入れがある曲ばかりを今回集めてるんですよ。あの時の思い出とか、こうゆう気持ちで作ったなーとか、本当に”かめはめ波”打てるんじゃないかってくらいパワーを持ったシングルになったと思ってます。今までやった音楽とか、自分達の持っている音楽性をいろんな形にして、過去の曲を通して、今の自分達を越えて出てきたものなのかなって感じましたね。

-昔のライブが走馬灯のように頭の中で蘇ります。

YUICHI:これから俺たちを知ってくれる人とかCDを手に取って聴いてくれる人からしたら全部新曲なんだけど、こういう想いがあって音源になっているんだよって少しでも伝われば、ジャンルが色んな方向に向いているようで実は統一してるんだっていう事を分かってもらえるかなと思います。

-曲についても聴かせてください。”Listen to the Radio”は、結構前からある曲ですが、前作から”SWANKY DANK”を聴いた人からすると新しいイメージにもなると思います。この曲はどんな想いで作られた曲なんですか?

YUICHI:この曲を作った時は、いろんな意味で変わろうと思ってた時期でしたね。何曲も作ってたんですけど、何か足りないって思ってた時に本当に絞り出したくらいの感覚で産まれた曲なんです。KOJIのケツを叩きまくった記憶もありますね。俺たちにとってもいつか音源にしたい想いがあったし、何か変えらるんじゃないかって感じてた曲でもありますね。

-曲の内容もとても気になりました。

YUICHI:新しいものって溢れちゃってるし、何か新しい事をやろうって思っても難しいと思うんですよ。ラジオとかを聴いて、このバンド誰だろう?とか思って調べてみたり、ジャケットがかっこよくてそのCDを買ってみたりとかする、そういう気持ちを大事にしたいし、俺たちの中のヒーローってこういうラジオの中で聴いた憧れの人だったりもするから、そういう想いをこの曲に詰めました。そして俺たちが何かを変える時ってやっぱりこの曲だなって思えるんですよね。

-2曲目”changing”は”SWANKY DANK”の求めてるものってこの曲なんだろうなって感じがしました。

SWANKY DANK:あーーー!!!!!(全員が頷きながら)

KOJI:確かにそんな感じはしますね。昔は全部日本語だったんですよ。今の”SWANKY DANK”ってバンドに進化していく上でちょっとずつ英語も足していきましたね。

YUICHI:確かにやりたいことはコレだったりしますね。もっともっと進化しなきゃって思いますけど、作った当初は自分を表現する上で一番自分達らしさを出せてた曲なのかなって思います。当初よりは結構アレンジ加えてるので今の自分達って意味でもしっかり表現出来たのかなと思いますね。

-”Call My Name”の曲の歌詞は深いなーと思いました。意味があるのだろうなと。どんな想いで作られた曲なんですか?

KOJI:これも大分前からやっている曲ですね。

YUICHI:1つのコンセプトにあわせて作った曲なんですけど、”for you”って曲と同時くらいに作ってて、この2曲は兄弟って言ってもいいくらいの意味が込められてますね。

-YUICHIさんとKOJIさん的な?

二人:そうそう!!(同時に)

-兄弟だけに息がピッタリですね(笑)。

YUICHI:昔聴いた話なんだけど、獄中で産まれた子供たちに自分の夢は何ですか?って聴いたら、自分の名前を呼んでもらう事ですって答えたんだって。日本ではそんなこと当たり前かもしれないけれど、世界にはそういう人間もいるんだって思った時に普段当たり前の事も幸せな事なんだなって思って出来た曲が”Call My Name”です。

-”JUST DANCE”(LADY GAGA COVER)これはカバーですが、何故この曲を選んだんですか?

KOJI:なんでかって言われると覚えてないですね(笑)。でもアコギでカバーするってイベントがあってその時にこの曲をやりたいってみんなに言って、選んだのは覚えてますね。その時のイメージをバンドの音に変えてレコーディングしました。

YUICHI:この曲やりたいって言われてYoutube見せられたのは覚えてる。他にもカバーしてた曲とか、候補はあったんだけどこの曲かなって俺自身も思えたしやってよかったなと思いますね。

SHUN:これね…。しびれるのよ。アコギバージョンもすごく良かったのよ。初めて聴いたときはすごく感動した。歌が良いんだよ。本当に良いんだよ。

-SHUNさんの喋り方と、この間とテンポ感を文面で出したいんですけど無理ですわ…(笑)。ジャケットのアートワークは今回も人気アパレルブランド「Deviluse」が手がけたんですか?

KOJI:そうですね。本当に感謝してます。

YUICHI:俺たちの中で大事にしている”Life is full of choices”って言葉を入れてもらって作ってもらいましたね。

-その言葉にはどんな意味があるんですか?

YUICHI:人生は色んな選択肢があるんだよっていう言葉なんですけど、Tシャツやラバーバンドにしてたりもするし、俺たちの中でコンセプトにしてる。曲を書く時にも頭のどこかにおいている言葉です。

-そろそろ締めに入りますが、今後の”SWANKY DANK”はどういう所を目指すのか教えてください。

YUICHI:俺たちが思う”SWANKY DANK”っていうのは今回のシングルに集約されていると思うんだけど、もちろんそれ以上にいろいろな事に挑戦していきたい気持ちもある。1つの事にこだわりを持ってやってるんだけど、ロックという概念の中に恥ずかしげもなく、いろいろなことを取り入れられるのは俺たちの良い所だと思っています。今、次の目標って言われると曲に表れてると思うし、もっともっと進化した自分達を見せていければなと思っています。今回このキッカケで俺たちを聴いてくれた人には、俺たちのカラーってこういう所だよねってそれぞれに見つけて欲しいです。塗り絵じゃないけど、それぞれの思うそれぞれの色を描いていって欲しいなと思いますね。

-最後に、このシングルを聴いてくれるリスナーの皆さんにメッセージを頂ければ嬉しいです。

YUICHI:今作の事は”SWANKY DANK”とうバンドの名刺だと思っているし、聴いてもらって俺たちの事とか気持ちとかをちょっとでも分かってくれたら嬉しいなと思いますね。

SHUN:曲の中には、ライブで楽しめるようなアレンジを加えてたりもするのでそういう部分まで聴いてもらって9月に東京、名古屋、大阪と来てもらったら、ライブでも一緒に遊べるし嬉しいです!

KOJI:本当に俺たちにしか出来ない事をやっているつもりだし、誰の真似もしてないし、誰からも指図されずにやっているから聴いてもらえるのならガッツリ聴いてライブにも遊び来てもらえたらと思います。