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SHAKALABBITS interview
- SPECIAL -

SHAKALABBITS interview

9/4にベストアルバム「Rabbits, Rabbits, All the Way 1&2」をリリースするSHAKALABBITS。15周年のアニバーサリーイヤーを迎え益々精力的に活動を続ける彼らの目は常に先を見ていて、常に面白いことをやっていこうという強い意志がはっきりと浮かんでいる。

interviewer:ブッキングマネージャー窪田

―今回発売となるベストアルバム「Rabbits, Rabbits, All the Way 1&2」はファン投票による1枚とメンバーセレクトによる1枚というコンセプトベストアルバムという形ですが、こういった形態をとった理由を教えてください。

MAH:ベストアルバムを出すこと自体が初めてではないので、今回はなんか面白いことやりたいねっていうところから始まりました。

TAKE-C:過去に出したベストの選曲は自分たちでやったので、ちょっと違った形にしたいなーって思ったんですよ。

UKI:もう一回自分たちで選ぶよりファンのみんなに選んでもらった方が話が早いなって(笑)。

MAH:今回のベストは最初から2枚出すということがきまっていたので、2枚の選曲を自分たちだけでやるならファン投票にして選んでもらった方が面白い企画にできるし、15周年アニバーサリーに相応しいかなと思いました。

-投票結果はどうでしたか?

MAH:相当意外な結果になりましたね。

UKI:意外過ぎです。

-メンバー内での順位予想とかもあったんですか?

MAH:そうですね。MONSTER TREEは上位にくるだろうなとかは予想してましたね。ある程度上位にランクインしている曲は予想できましたが、意外とみんな歌モノ好きなんだなって思いました(笑)。

TAKE-C:ライブでの定番曲が上位にきていなかったりしたのは驚きましたね。「あれ?この曲ライブでめっちゃ盛り上がってたのに意外に人気ないの!?みたいな(笑)。」

UKI:でもそういうのって意外に関係なかったのかもね。今みんなが好きだなと思う曲を投票してくれたと思うので。

-こうやって投票という形でファンの方々の声が反映されるのは面白いですね。

UKI:すごく参考になりました。ファンの方々の「迷って投票できない」とか「選べない」とかの声もすごく嬉しかったですね。いろいろな方々に自分たちの子供たちが愛されているんだなという事を実感できました。

MAH:今回の結果を非常に興味深く捉えています(笑)。それこそ今後の曲作りにも活きてくるでしょうしね。あとは自分たちの曲を今改めて聴くとこの曲カッコいいなとか思ったり(笑)。最近やってないけどライブでやってみようかって気にもなりますよね。まぁYOSUKEが覚えてくるか次第ですけど(笑)。

YOSUKE:今ライブでやりそうな曲や自分的にやりたい曲をピックアップして必死に覚えてます(笑)。

UKI:実はすごい奇跡が起きていて、ホントはファン投票の1枚は24曲収録する予定だったんですが、収録分数の問題などで20曲にしたんですね。それで、1位の『ROLLIE』と20位の『手ノヒラ宝石』って歌詞の世界観が繋がっていて、それが1曲目と20曲目に収録されているのでCDをリピートするとそこが繋がる形になったんです。

-ファンの方々に委ねた投票結果でこういったことが起きるのはすごいですね。

MAH:嘘偽りなくガチ投票ですからね(笑)。

-安心しました(笑)。メンバーセレクトによる2枚目はどうやって選曲を進めたのですか?

MAH:まずはそれぞれが選ぶ24曲を出したんですよ。

UKI:メンバー+マネージャーの5人でそれぞれその曲をホワイトボードに書きだして正の字で投票していきましたね。

MAH:5人で投票しているからマックスで5票のはずなのに、なぜか6票入っている曲とかもあったりしましたね(笑)。

YOSUKE:あれ?5人じゃないの!?みたいなね(笑)。

MAH:きりがないかなと思ったんですけど、意外にすっきりきれいにまとまりましたね。

-曲順はどうやって決めたんですか?

MAH:そこはもうUKIさんに一任しました(笑)。最初いろいろ俺も考えたんですけど、「ごめん。俺無理そうだからUKIさんお願い」って(笑)。

UKI:家のベランダでかなり悩みましたけどね。聴いてて飽きずに楽しくなれるイメージで繋いでいったらこういった曲順に決まりました。

-ベストアルバムという形で改めてバンドの軌跡を振り替えてみてどうですか?

MAH:一瞬だなって感じです。

UKI:私も一瞬だなって感じます。でもその一瞬一瞬がスッと過ぎ去っているのではなく、全力でやってきたなとは思います。

MAH:その時その時でそれぞれ輝いてたよね。

UKI:その時その時のいろいろな気持ち・感情を音楽で表現し続けられたのですごく幸せですね。

MAH:僕はネガティブな意味ではなく、自分の死というもの進んで生きているという意識があるんですね。なので過去を振り返ってあの頃に戻りたいとかは一切思わないですね。だって自分が信じて進んできた道をいまさら引き戻したいなんて思えないですから。

UKI:私もそうだなー。あの時はよかったなんて振りかえっていたら切ないですよ。これからも今が一番と思っていたいです。

MAH:常にワクワクしていますしね。

-常に先を見て進んでいるなという印象はありますね。

MAH:もしかしたら明日死んじゃうかもしれないって考えたら今を生きたいです。

YOSUKE:ありえない話じゃないもんね。

MAH:俺も人間なんでそりゃあボケーっとする日もたまにはあるけどなんか先に進んで動いていたいって感覚があります。

-収録曲の中で特に思い入れが強い曲などありますか?

MAH:うーん。。すべてが印象強いし思い入れはそれぞれありますね。

UKI:今回の投票でそれぞれの曲に順位はついたけど、思い入れには順位はつけられないですね。それぞれの曲に対してお話しできるくらいの想いは詰まっています。

MAH:1話から124話まであるよね(笑)。

-124曲も出していたんだなーとびっくりしました。

MAH:僕は逆に124曲しかないんだって思いました。

UKI:もっと作ったような感覚があるのにね。

TAKE-C:世にリリースした曲だけだからね。

MAH:確かにデモの段階の物とか含めたらもっと曲数あるよね。15年で124曲って少なくないですか?

TAKE-C:ビートルズは8年くらいしかやってないのに200曲以上出していますからね。

MAH:だいぶ子沢山だよね(笑)。俺らうさぎなんだからもうちょっと産まないとまずいな(笑)。

-今作を特に聴いて欲しい方々などいますか?

MAH:みんなに聴いてほしいです。ジャンルとか関係なくなっている世の中だからとりあえずでもいいので聴いてみてほしいですね。どっかしら引っかかるかもしれないし。僕ら自身もいろいろな音楽聴くのでね。

-それこそ以前話していた汽水域ですね。本当に幅広い楽曲が収録されていてすごく楽しい気持ちになります。

UKI:そう思ってくれる人たちがいるのがすごく嬉しいです。

-バンドを15年やってきての変化などは感じますか?

MAH:ユニティですかね。元々持っていたんですけど若かったころはそういう気持ちを出すのも苦手だったので、今になってようやくいろいろなユニティが生まれてきているなと感じます。昔のPVを見てると俺とかUKIとかすごく生意気そうでこれが同じクラスだったら友達になれないなと思いますもん(笑)。

UKI:見ててめっちゃイライラしちゃうよね(笑)。

~ 一同爆笑 ~

 

MAH:今考えると当時の先輩達は優しかったんだなーって実感しますね。当時の俺達みたいなバンドが今後輩にいたらと思うとゾッとしますわ(笑)。

UKI:今その先輩達くらいの年齢になってようやく気付けました(笑)。

MAH:まぁ今でも俺ら十分生意気だけどね(笑)。

TAKE-C:後輩たちの方が真面目だもん。

~ 一同爆笑 ~

 

-そんなシャカラビッツユニティが今一番生まれている場所がファンクラブイベントだと思いますが、先日行われた初のファンクラブイベントはどうでしたか?

MAH:とにかく幸せでしたね。あんな近い距離感で直接僕らが愛を受け取れる場所って他にないです。もちろん普通のライブでも愛を受け取れますが、一人一人とゆっくり話せる機会なんてそうそうないし、こうやってファンクラブを発足できてイベントができてすごく幸せを感じます。

TAKE-C:僕が作るだけ作って行き場がなくなっていた梅酒も全部無くなりましたしね(笑)。想像以上にアルコールの度数高かったみたいなので反省点としては氷持っていけばよかったなってことですね(笑)。

UKI:アコースティックライブもホント楽しかったよね。今までずっとやりたいことでもあったから新鮮な気持ちで楽しめたね。

-会員の方々にはたまらないイベントだったでしょうね。

MAH:発足したときから贔屓するからねって公言してますからね(笑)。わざわざお金を払って入会してくれているわけだから、その方々が贔屓されてるって実感してもらわないと意味ないと思うので。まだまだ面白いこと考えているので会員の方々への贔屓は続けていきますよ(笑)。

UKI:贔屓って言葉なんか面白いね(笑)。でもホントにみんなの愛を感じることができて貴重な体験ができたのでこれからもいろいろやっていきたいですね。私たちからありがとうを伝えられる場所です。

MAH:前回も言いましたがエッグマンでやれていないのに取材受けちゃってすみません(笑)。

UKI:それは取材受ける度に思いますね(笑)。

-機会があれば是非エッグマンでもお願いします!!(笑)。12月にはツアーがありますが、意気込みを教えてもらえますか?

MAH:ファンクラブイベントはアットホームな感じですが、ライブハウスではガっと盛り上げてみんなで思いっきり楽しみたいですね。あとは最初の方の話に戻ってしまいますが、人はいつか死ぬしバンドもいつかは終わるんです。僕たちもいつか絶対終わりが来るので見れる時にライブを見てほしいです。解散してからCD聴いてライブ見たかったなとか思ってほしくないので。

TAKE-C:そうですね。このベストアルバムで改めてシャカラビッツを聴く人たちには久々にライブ来てほしいし、このベストアルバムで僕たちを初めて聴く人たちがいたらその人たちもライブに来てみてほしいですね。

YOSUKE:そういった人たちのためにも曲覚えなきゃですね。

MAH:ホントYOSUKE次第だからなー(笑)。

UKI:今の私たち4人で表現する今のシャカラビッツを是非みんなで楽しみましょう!待ってます!!

-今日はありがとうございました!


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ライブインフォメーション
■2013年12月6日(金) http://www.junkbox.co.jp/sendai/index.html
仙台CLUB JUNK BOX
■2013年12月 8日(日) http://www.cube-garden.com/
札幌cube garden
■2013年12月14日(土) http://heartbeatstation.web.fc2.com/
福岡BEAT STATION
■2013年12月15日(日) http://namikijunction.com/
広島NAMIKI JUNCTION
■2013年12月20日(金) http://bigcat-live.com/
心斎橋BIG CAT
■2013年12月21日(土) http://www.ell.co.jp/
名古屋E.L.L
■2013年12月23日(月/祝) http://shibuya-o.com/
Shibuya O-EAST