–まずは、約3年半ぶりのリリースとなる「START IN LIFE」発売おめでとうございます!
AYATOMO(Gt.Vo / 以下AYATOMO):ありがとうございます。YUMA相手だとなんでも言っちゃいそうだな(笑)。
–昔から追っかけさせてもらっているんですけど、ようやくアルバム出る!という感じが強いと思います。
AYATOMO:このアルバムに関しては、感慨深いですね。僕らもやっとって感じです。オリジナルアルバムは3年半ぶりなので。
–メンバーチェンジなどもありましたが、SKALL HEADZ的にどんな気持ちでこの日までやってきたんですか?
AYATOMO:メンバーが抜けたからといって活動休止とかにはしてこなかったので本当に続けるって事だけをしてきたし、ようやくここにたどり着けた感じですね。
–「START IN LIFE」というタイトルにはどのような想いが込められているんですか?
AYATOMO:門出という意味なんですけど、SKALL HEADZとして今年で8年目でメンバーチェンジとかもあってこの曲たちが出来て、今になってやっとSKALL HEADZとして形になったというか、固まったから今が俺らのスタート地点なんだって思ってこのタイトルを決めました。
–アルバムを聴かせてもらって全体的にいろんな面からSKALL HEADZを見れるなという印象でした。
AYATOMO:一辺倒にはならないようにって所は思って作りましたね。まずは、基本的な軸としてライブ感を意識して作るようにはなってきましたね。これはファーストの時はなかったんですけど。あとは俺らにはなかったような変化球みたいなタイプの曲も入れつつアルバムを作ったつもりです。自分達の印象としては直球の曲の中にちょっとだけ変化球があるってイメージなんですけどね。聴いてくれる人にはそう思われるかもしれませんね。
–これだけの間リリースを待っていた事もあり、まさに捨て曲なんてないなと。
AYATOMO:本当に俺らの中ではこのアルバムの中でこの曲がリード曲だって思って作ってた訳じゃなくて、どれがリード曲になってもいいなって思って制作したので後半になって良い曲が入ってくるってアルバムを作りたかったし、例えば9曲目が好きですって言われたら嬉しいですね。
–その話からで申し訳ないですけど僕的には3曲目の「The GAME of evil」がめちゃくちゃカッコ良かったです。
AYATOMO:渋谷界隈の人は、みんなそう言いますね(笑)。
–この曲にはどんな想いが込められているんですか?
AYATOMO:この曲の歌詞の内容的には、一番ポリティカルな歌詞になっていて他の曲とかを見るとポジティブな歌詞とか、ネガティブな中にポジティブな意味を入れている曲とかが全体的に多いんだけど、この曲に関してはただ怒ってるだけって感じですね。こういう曲あってもいいかなって思って。
–何に怒ってるんですか?
AYATOMO:何に怒ってる?具体的に(笑)?すごい真面目な話になっちゃうんだけど、人々の混乱の中でそれをあざ笑って得している奴がいるよっていう意味で、題名も「The GAME of evil」悪魔のゲームって意味なんだけど、そういう人に見えない背景っていうのがいろんな物事にあるからそういう事を歌った曲です。
–毎回DJやらせてもらってましたが、主催イベントでの会場が渋谷のGAMEだったのでそれにもかかってるのかなと思いました。
AYATOMO:それはね、ちょっとある(笑)。
–あはは(笑)。メンバーチェンジとかもありましたが、ライブを見る度にパワフルになっているイメージがしました。
AYATOMO:アルバムを出したいって気持ちはあったんだけど、まずはライブが良くないといけないなって思ってたし、そこからやってかなきゃなって気持ちはありましたね。バンドはみんなそうだと思いますけど、変な話ライブもしっかり出来るようになってきたと思うし、そのライブでお客さんが盛り上がれる曲を作ろうって思うようになりましたね。1年くらい新曲メインでライブをやってきてそこで初めて聞いた人がどんな反応してくれるか、今までアルバム出したとかそういう気持ちは捨てて、デモ出してた頃のバンドのイメージでやってきてようやくアルバムを出せるって感じですね。
–今後のライブとかも楽しみで仕方ないです。
AYATOMO:俺らとしては、このアルバムがファーストみたいな気持ちだから「START IN LIFE」ってタイトルにしたし、これがSKALL HEADZの名刺ですっていうやっと名刺代わりに出来る作品が出来たなという感じです。
–これからツアーもあると思いますが、今後どのような活動をしていきますか?
AYATOMO:ツアー自体を全然してなかったし、やっと自分達の冠で全国に行けるので楽しみですね。CD聴いてライブに来てくれる人が多いと思うし、そんな人達を楽しかったなって思ってもらえるようなライブをしたい。そしてこういう事をもっと広げていきたいなと思いますね。
–期待しています!今日はありがとうございました。
AYATOMO:ありがとうございました!!