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日乃まそら Interview
- SPECIAL -

日乃まそら Interview

確かな成長。その言葉がとてもよく似合うようになってきた。しっかりと着実に一歩ずつ先に進んだ結果、日乃まそらというアーティストが徐々に大きく羽ばたこうとしている。これからがさらに楽しみだ。

インタビュアー:ブッキングマネージャー窪田

ー9月に行ったレコ発イベントの雰囲気が非常に良くて、日乃まそらというアーティストの成長やこの1年数ヶ月の歩みを知ることができた日かなという印象でした。

日乃まそら(以下…日):そうですね。自分で言うのもおかしな話ですがそういう日になったんじゃないかなと思えます。“REAL SKY”というイベントを立ち上げて、この前の9月でちょうど1年だったんですよね。1年前にはオドオドして、正直イベントを楽しめる余裕が全然なかったんですが、あの日のイベントは最初から最後まで自分自身も楽しむことができて、その辺りは少しは成長できたのかなとは思います。あとはあの日の出演者さんは過去に対バンをなんどかさせてもらったりして、仲良くさせていただいた方々が集まってくれていたのでそこも1年前とは全然違うなと思いました。1年前は今の形で活動を始めて2ヶ月とかだったので知り合いもほとんどいなくて、ライブに出演してもサポートメンバーくらいしかお話しする人がいなかったのに。もう友達いないって言えなくなっちゃいましたね(笑)。

―この1年数ヶ月の積み上げがあったからこそですよね。

日:今ももちろん緊張はするのですが、以前よりは余裕ができて、イベント自体をとても楽しむことができるようになったと思います。今の形での活動が始まって、とにかく全力疾走をして、右も左も分からない状態だったところから、今は少しは周り見ることができるようになって、物理的な全力疾走に気持ちの面がようやく追いついてきた感じですかね。モチベーションが今まで以上に高まっているのを自分自身でとても感じますし。

―それが表情などにもでてきていますよね。今まではやりたかった音楽をやれているという喜びだったのが、本当の意味で楽しめてそこに喜びを感じているんじゃないかなという印象です。

日:きっとそうだと思います。それが如実にでたのが9月のレコ発イベントだったのかな。

―そんな良いモードに入りつつある日乃さんが次回11月のレコ発にて発売するのはどういった作品なんですか?

日:クリスマスソングなんです。初めて季節感のある曲。ここ最近の楽曲はバンドサウンドにプラスしてデジタルサウンドを入れ込んでいて、それとの融合もあるので日乃まそら第二章的な側面も感じてもらえるんじゃないかなという仕上がりになっています。

―今回季節感のある曲にしたのにはなにか理由があるのですか?

日:もっとみんなに共感してもらえたら嬉しいなって。クリスマスって誰しもが経験したことがあるじゃないですか。ワクワクするというか。街中にクリスマスソングが流れるのがとても好きなんです。いつかクリスマスと言えば日乃まそらのこの曲ってなれたら本当に嬉しいし、そんな曲にしていけるように歌っていきたいなと思っています。今絶賛制作中なんですがもう1曲も良い感じの仕上がりになってきていて、それも楽しみにしてほしいです。

―いつものペースでいくと11月の作品が2019年最後のリリースですよね。ちょっと早いですが2019年を振り返ってみてどうでしょうか?

日:いつも言っていますがこんなに早いかなというのがやっぱ一番ですね。こんなに濃密で早い時間を過ごせるとは思ってもいなかったです。“日乃まそら”として1年過ごして、一歩ずつでもいいから毎日前に進めるようにと思いながら過ごしてきて、今が一番良い状態でいられている気はします。気持ちの充実感やモチベーションなども含めて。

―やはりそう考えると先ほどお話しがあったように物理的な速度感にいろいろと追いついてきたんでしょうね。それは話していてとても伝わります。

日:“日乃まそら”としてこうしたい、それにプラスしてさらにこういうこともしたい。というような想いがどんどんでてきていて、きっとそれって今までは走ることに必死でそういったところまで考えることが出来ていなかったと思うから、これからもっともっと成長できるかもって思っています。なにが答えか全くわからなかったところから、もしかしたらこれが答えに近いかもって思えるようになったというか。でもきっと満場一致の正解ってないと思うので、自分なりの答えをだせるようになっていけたらいいなと思っています。2019年の“日乃まそら”に期待してもらえたら嬉しいです。