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the quiet room「キャロラインの花束を」リリース記念緊急特別WEBインタビュー
- SPECIAL -

the quiet room「キャロラインの花束を」リリース記念緊急特別WEBインタビュー

「You e.p.」リリースも記憶に新しいthe quiet roomが、ツアー直前となるタイミングでデジタルシングル「キャロラインの花束を」をリリースした。 Vo/Gt菊池が「the quiet room史上最も尊いラブソング」と言い切った、彼ららしさと春らしさに溢れた1曲。 バンドとしての進化が散りばめられたこの曲に込められた思い、そして今この状況下での活動や間もなく始まるツアーに向けて話を聞いた。

Interview : 渡邊 直人

ー 1月に「You.e.p」をリリースして、そのツアーが始まる直前となる今回のタイミングでのデジタルシングルリリース。 何か意図があったんですか?

■菊池遼(Vo, G) これはバンドとして特別な意図があった訳ではなく、とにかくに春に聴いて欲しい曲だったから強引にリリースしてしまったという感じです。 異例のタイミングでスケジュール的にはかなりギリギリだったのですが、メンバーやスタッフチームの協力もあり無事リスナーのみなさんに届けられて安心しています。

ー 今作もクワルーらしさ全開のミドルチューンで素敵でした。 「最も尊いラブソング」と言い切った今作、更に言葉を付け加えるならどんな曲ですか?

■菊池 そう言って貰えて嬉しいです。 ありがとうございます。
いわゆる「永遠の愛」がテーマになっています。 僕は割とロマンチストなので大切なひとには毎日のように花を贈りたいのですが、実際はそうもいかないので代わりに曲を書きました。 聴いてくれるみなさんにとってこの曲が日々を彩る花束のような存在であればいいなと思います。

ー この曲から感じる「春の訪れ」感で、いい意味で胸が苦しくなります。(笑) 僕は曲作りで季節感を出すのがとにかく苦手なのですが、この感じは狙って出したんですか?

■菊池 今回は自然と生まれてきたものですね。 歌詞の中で春に直結するようなワードは使っていないのですが、コード進行やメロディの中に自然と「春の訪れ」が宿ったように思います。
夏や冬の曲を作る時は割と分かりやすいワードを入れることもあるのですが、春や秋の淡い雰囲気は敢えて歌詞の中で断定しないことによって際立つのかもしれないと新たな発見がありました。

ー シンプルに聴こえる中でもたくさんの楽器の音や細かいコーラスワークが散りばめられていて、作品ごとにどんどんアレンジへのこだわりが強くなっている気がしました。
今作のレコーディングで意識したことはありますか?

■菊池 メンバー曰く「弾きすぎないこと」らしいです。 Gt.斉藤もBa.前田もかなり我慢していました(笑) 最近はキーボードの音を入れることも増え、出来るだけシンプルに隙間を意識したアレンジをしています。 隙間を作ることによって各パートのフレーズが鮮明に見えて、アンサンブルが気持ちよく聴こえるようになりました。

ー この曲はまだライブでやってないですか? ツアーで聴けることを楽しみにしているファンも多いと思いますが、ライブで注目して欲しいポイントは?

■菊池 「キャロラインの花束を」はまだ一度もライブでやっていませんね。 今ライブに向けてリハーサルを重ねているところなんですが、やっぱり土台はロックバンドだなと。 聴きやすいポップソングではありますが、ライブハウスで戦える力強さも兼ね備えているのではないかと思います。 一緒に盛り上がれたら嬉しいです。

ー 今作のMV、プレミア公開から僕も拝見しましたが、カメラの視点・映像の質感・楽曲が見事にハマってて素晴らしかったです。 反応はいかがでしたか?
そして今回のMVの見どころを教えてください!

■菊池 今回のMVを制作するにあたって気にしていたのは色彩感だったので、メンバーやスタッフチームと話し合い松永つぐみ監督に撮影をお願いしました。 想像以上に鮮やかで春らしいMVに仕上がって感激しています。特に主演の新井遥さんの揺れる表情や、花束の映像美には注目して欲しいですね。 あとは、やっぱり歌詞です! 流れてくる歌詞の世界観に浸りながら聴いてもらえたらソングライター冥利に尽きますね。

ー 昨年はコロナ禍の中で思ったように活動できず、歯痒い場面も多かったと思います。 そんな中でモチベーションを保ってこれたポイントは?

■菊池 むしろ今までずっと休むことなく駆け抜けてきたので昨年はリフレッシュ出来る良い機会でした。 回復と成長のための一年だったと前向きに捉えています。 今はメンバー全員がやる気に漲っているので今年はかなり精力的に活動出来そうです。

ー 先日はeggmanの40周年ライブにも出演していただきありがとうございました! 一昨年ぐらいまでのガンガン活動していた時期とここ最近で、ライブに対しての考えなどで何か変わったところは?

■菊池 特に何も変わっていません。 ライブハウスのスタッフさんたちが感染防止対策のために毎日万全を期してくれていますし、お客さんたちもルールを守って楽しんでくれているのを知っています。 なので、僕たちは以前と変わりなく、強い気持ちでthe quiet roomの音楽を届けていきます。 ライブハウスのステージに立つ時はブレないようにしたいです。

ー ツアーというものがそもそも久しぶりだと思います。 ライブはもちろん、それ以外に楽しみにしていることなどありますか?

■菊池 機材車での長時間移動とか、遠征先での食事とか、以前は当たり前だったことがとても新鮮に思えて今から期待に胸を膨らませています。 でも、それぞれの地方のお客さんや友人、ライブハウスのスタッフさんたちに会えることがやっぱり何よりの楽しみです。

ー 最後に、4月から始まるワンマンツアー、そしてファイナルO-EASTに向けての意気込みをどうぞ!

■菊池 今まで一番のツアーにします。 常に最高を更新できるバンドであり続けます。 ライブハウスでお会いしましょう!


INFORMATION

リリース情報:
the quiet room
2021年3月24日リリース
配信シングル「キャロラインの花束を」
※4月度TBSテレビ「王様のブランチ」エンディングテーマ

ツアー情報:
the quiet room [You e.p.] Release Tour 2021

■4月16日(金)宮城 enn 2nd
open18:00 / start18:30

■4月24日(土)大阪 Shangri-La
open17:30 / start18:00

■4月29日(木・祝) 愛知 APOLLO BASE
[1回目] open15:00 / start15:30
[2回目] open18:00 / start18:30

■5月1日(土) 福岡 Queblick
[1回目] open15:00 / start15:30
[2回目] open18:00 / start18:30

■5月22日(土) 東京 TSUTAYA O-EAST
open17:00 / start18:00

立ち位置指定:¥3,800 (D代別)

チケットe+にて発売中!
https://eplus.jp/thequietroom/