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Chu’s day. interview
- SPECIAL -

Chu’s day. interview

Interviewer : ブッキングマネージャー窪田

-さて、先月に引き続きのインタビューですが、今作の収録曲について詳しく聞かせてもらおうかなと思います。1曲目の「Roller Coaster」はライブ冒頭のSEのイメージですか?

Y:そうですね。ライブが始まるとき同様にCDの始まりをイメージした曲ですね。

A:私とKEITAで作詞をしたんですけど、歌詞を縦読みすると今作のタイトル『GLITTER』になっているので、そこも注目してもらえたら嬉しいです。

-そこから2曲目の「Hip Hip Hooray」に繋がっていくわけですがERIさんが作詞に参加していますね。

E:曲が出来ていて、そこに歌詞を載せていく形だったんですけど、曲を聴いたインスピレーションで歌詞を書きました。私自身の心境が色濃く反映されていて、自分自身も含めて、誰かの背中を押したいなという強い意志を込めて書いた曲なので、その部分を表現することができた曲かなと思います。ライブでもグッと気持ちが入るのですごく好きな楽曲です。

-そして3曲目の「HOT GIRL」は最近のライブでの定番曲でもありますね。

Y:THE Chu’s day.という感じの曲ですね。一番私たちらしいかなと。

-僕もその印象でした。Chu’s day.といえばという感じですよね。

E:そうですね。ライブでもずっとやらせてもらっているし、今の私たちのカラーがすごくはっきり表れているかなと思います。

-4曲目の「Lovesick girl」はガラッと変わって、ぽくないというか、珍しい楽曲だなと感じました。

Y:この曲は私たちにとってもチャレンジで、結成当初では到底完成できなかったかなと思います。

A:すごく難しかったですね。勉強にもなりました。

E:歌の部分ではポップになりすぎず、暗い感じにもなりすぎないようにバランスは気を付けました。

A:ERIは本当に曲に入り込むよね。レコーディング直前とかは声かけにくいもん。

-では今作であれば10人のERIさんがいるということですね。

E:曲ごとに違う自分が確実にいますね。

-5曲目の「ずっと…」ではYU-NAさんが作詞に参加されていますね。普段のイメージとギャップを感じました。

Y:私しつこい女なんですよね(笑)。

A:確かに(笑)。

E:ずっとなんで?なんで?って言ってるもんね。

KEITA:答えがわかるまで聞き続けるよね。

A:良く言えばグイグイいくって感じかな。

Y:良く言えてない!(笑)。

-でもこのアグレッシブな感じがなければ今のChu’s day.はないですもんね。

Y:そう言ってもらえると助かります(笑)。 実は元々はこういう楽曲ではなくて、暗めの曲で、それに合わせて歌詞を書いていったら重くなりすぎる印象になったので、曲は明るい方向にしようということになってそこからアレンジなどし直したんです。こういうパターンは初めてでしたね。

-このあとに続く「この景色」までのところがChu’s day.として新しいイメージかなと感じました。曲中でかなりの変化がありますよね。

Y:スローテンポから始まってサビに向けてバッと雰囲気が変わるので、アルバムコンセプトのグラデーションという側面があるかなと思います。アルバムの真ん中にこの曲を入れているというところも注目ポイントですね。

E:感情がグワッと動きますね。ライブで歌うのがすごく楽しみです。

-7曲目の「淡い日」は今作のアクセントになるようなバラード曲。

A:実はこの曲はすごく昔からあって、ずっとこの曲をCDにしたいと言い続けていたので、今回ようやく形にできて本当に嬉しいです。

E:私が高校2年生のときにデモ録りした曲ですからね。本当にようやくって感じです。

K:大分アレンジも変わったもんね。最初聞いた時に新曲!?って言ったもん(笑)。

Y:相当変わったね。歌詞も変わったし、ERIの声とか表現方法も当時とはもちろん違うし。長い時を経てようやくみなさんの元に届きますね。8曲目の「心の魔法」も高校生のときにできた曲で、アルバムの制作過程でこの曲を入れようということになって改めて歌詞を書き直したんです。

E:私が書いた歌詞をYU-NAに書き加えてもらって、いろいろ話し合いながら歌詞を作って完成した曲なので、思い入れも強いですね。

Y:私とAKARIが歌うパートがあるので、そこはぜひ注目してほしいですね。

-最初に聴いた時驚きました。

Y:KEITAはわからなかったですからね(笑)。

K:違和感がないくらい二人とも上手かったってことですよ(笑)。

E:私も含めて女子三人の声すごく似てますからね。

Y:最近良く言われますね。

K:誰がしゃべったかわからないときあるもん。

-そして9曲目は「GLORY DAYS」。「HOT GIRL」どうようライブでの定番曲ですね。

E:ライブでやってきたことによって成長した曲かなと思います。最初に曲が出来たときに聴いた感覚と今では全然違う感覚がありますね。

Y:ライブを経てアレンジを変えた部分もあるしね。

-曲の持つ特性をライブでの反応で知ることも多いですしね。意外に盛り上がる曲だなとか。

A:そうですね。公開されているオフィシャルムービーの冒頭はeggmanの楽屋から始るし、映像自体もライブの映像で構成されていますし、ライブ感がある楽曲ですね。

-そしてラストを飾るのは「Rush!!」。アルバムの最後を飾るのにふさわしくタイトル通りキラキラした楽曲という印象です。

E:曲の雰囲気もそうですが、次に繋げたいという想いを込めて最後の曲にしました。今作はこの曲で終わって、次作に続いていくイメージです。次のChu’s day.が想像してもらえたら嬉しいですね。思い入れも強く、一番完成まで時間がかかった曲です。

-続いてはeggmanには結成当初からずっと出てもらっているので、その辺りのお話しをしていけたらと思っています。

Y:この話は長くなりますよ(笑)。6,7年遡りますからね。まだバンドを組んでもいなくてギターも始めたばかりの中学生のときに私が初めて行ったライブハウスがeggmanで、その時の衝撃が凄かったんです。それまでにホールとか大きい場所でのライブとかには行ったことはあったんですが、こんなに近い距離感でライブを見たことがなかったし、雰囲気や音圧に圧倒されて。身体全体で音楽を受け取るような感覚。その瞬間からバンドを組んだらこの場所でライブをやるんだ!って心に決めていたんです。

-そのあとに僕はツイッターでYU-NAさんと知り合うわけですね。

Y:いろいろなアーティストさんをフォローしたりしていく中で窪田さんを発見して、その時に窪田さんがバンド募集的なツイートをしていたんですよ。そこで私は「まだバンド組んでいませんが、バンドを組んで必ずeggmanでライブをやりたいです。」ってリプライをさせてもらって。

-それすごく覚えています。なんて意欲的な子なんだって思いました。しかも自分が働いているライブハウスに対してこんなに強い気持ちを持っている子がいるということがすごく嬉しかったです。

Y:窪田さんから、「バンドを組んだらぜひeggmanに出演してくださいね。待ってます。」的なリプライがきて、もう大はしゃぎですよ(笑)。当時の私からしたら窪田さんは芸能人レベルですから(笑)。そのリプライを友達に見せたりして1日中騒いでました(笑)。

A:想像つくわー(笑)。

Y:先ほどもお話ししましたが元々eggmanでライブをやるんだ!っていうのは心に決めてはいましたが、このときその気持ちが更に強くなりました。

-そして前身バンドでのeggman初ライブに繋がっていくわけですね。

Y:そうです!Chu’s day.の前身バンドを組んだ時にSCANDALのコピバンコンテストで決勝の渋谷AXでのライブ審査に進むことができて、私の初ライブは絶対eggmanにしたいと思って、ツイッターでDMを送らせてもらいました。

-びっくりしましたよ(笑)。AXでのライブが決まっているのに、eggmanでライブをしてからでないとAXに立てませんっていう子がいるとは(笑)。すごい行動力ですよね。

E:うちのリーダーの行動力すごいですよね。

A:私にはその行動はできないもん。

Y:今思えばすごい行動だったなとは思いますよ(笑)。でも当時の私の中ではeggmanで初ライブっていうのがもう決定事項だったから、それしか頭になかったんですよね。結果的にはそれでライブをやらせてもらえることにはなるんですが、もし窪田さんに断られてもなんらかの手段を使ってeggmanでのライブを決めていたと思いますね(笑)。

~一同爆笑~

-本当にとんでもない行動力ですよ(笑)。でもこの行動がなければ今のChu’s day.はなかったでしょうし、こうやってeggmanに定期的に出演することもなかったかもしれないですもんね。

Y:あの時行動してよかったです。自分で組んだバンドが一番ライブをやっている場所がeggmanになるなんて中学生の頃の自分に教えてあげたいですよ。今年2月に結成2周年ワンマンをやらせてもらったじゃないですか。それも本当に嬉しくて嬉しくて。ついにeggmanでワンマンをやれるようになったんだって。友達にも連絡して、すごい喜んでくれて、実際にライブにも来てくれて。夢は叶うんだなって思いました。

-eggmanへの想いの強さは全出演者の中でもトップレベルかもしれないですね。今作のリリースツアーファイナルでもeggmanでのワンマンがありますが、どんな日にしたいですか?

Y:eggmanでワンマンっていうだけでも特別ですが、初の東名阪ツアーのファイナルということで本当に気合入っています!来てくださるみなさんにはアルバムをしっかり聞いて予習してきてもらって、当日はとにかく会場全体でとにかく楽しんでいきたいですね。

E:今の私たちを全部見せたいですね。持ち曲も増えたので今まで一番長いライブになるでしょうし、アルバムタイトル同様キラキラと光り輝くようなライブにしたいです。

Y:今ツアーグッズも作っているんですけど、カラフルな物を用意するつもりで、会場中がまさに『GLITTER』の世界観のようになってもらえたら嬉しいですね。

-楽しみな空間になりそうですね。最後に今後の目標を聞かせてください。

Y:今までの活動を経て少しずつChu’s day.を知ってくださる方が増えてきて、いろいろな方が支えてくれているのですが、もっともっとたくさんの方に知ってもらいたいです。Chu’s day.と言ったらこの4人がすぐに思い浮かぶような。今作で2枚目のリリースですし、初の東名阪ツアーもやるので、今の私たちを知ってほしいですね。そしてメンバー全員でよく話しているのですがこの4人で大きいステージに立ちたいです。ホールとか武道館とかアリーナとか。ボーカルERIの歌って大きい会場であれば大きい会場であるほど映えると思っていて。すごいパワーを持っているんですよ。この歌とメンバーの結束を武器に頑張っていきます。eggmanでのライブ、ワンマン、CDリリースなど叶えたいと思ってきた夢は全部叶えてきているのでこの夢も絶対に叶えます!