―eggmanマンスリーマガジン初登場ということで自己紹介をお願いします!
日乃まそら:日乃まそら、石川県出身で極真空手の黒帯です!講談社主催の「ミスID」というオーディションでファイナリストになったのをきっかけにモデルやMCなどをメインに活動していました。
―その中で音楽を始めたきっかけはなんだったんですか?
日乃まそら:母がバンドをやっていたので音楽には元々興味があって、2年前位からソロで少しずつ活動していたのですが頻度はすごく少なかったです。空手も結局は一人なので、誰かと一緒に何かをやるっていう事に憧れを持っていて、ずっとバンドスタイルで音楽をやってみたいって思っていました。バンドスタイルになった最近ではリハーサルの後にみんなでご飯食べに行く事に青春を感じられていますね(笑)
―7/26にシングル「SKY IS NO LIMIT/ヒトヨゾラ」のCDリリースが決まっていますよね。おめでとうございます!人生で初めての音源リリースという事ですが、どんな心境ですか?
日乃まそら:本当に出るんだ…って信じられない気分です。今まで音楽活動をしてきた中で音源を一切出せていなくて、色んな方から「CD出さないの?」って言われていたりで、応えられないことが正直凄く辛かったです。今回レコーディングをして音源が出来上がっていくのを近くで感じられたり、ジャケット写真の相談をしたりと、初めて知る工程が多くて凄く感慨深いです。今までCDを待っていてくれた人にやっと形になるものを手に取ってもらえる事が凄く嬉しいです。
―リード曲の「SKY IS NO LIMIT」はどんな気持ちで歌っているんですか?
日乃まそら:自分の中では再出発する気持ちを込めています。今までは自分の意思で何かをやるっていう事があまりなかったというか、意外に気にしいな性格なんですよね、人の目とか凄く気になっちゃって何をするにも自信がなくて。だから完璧に見せようと演じてしまうところがあったんです。だけどそれが弊害となって、思うように行動出来ない状況を作ってしまっていました。それを今回変えようって思った時に頂いた曲なので、ここが原点だって思って歌っています。「日乃まそら」の「そら」が「SKY」って意味をしているところも思い入れも深いです。
―歌詞も書かれたのですか?
日乃まそら:今回この楽曲を作ってくれた方と一緒に書きました。私は感覚派の人間なので、自分の中では分かっている事をどう言葉にしてアウトプットしたらいいのか難しかったですね。そしてこういう風に自分だけの楽曲が増えていくこの状況が初めてなので、歌詞を考える事にめちゃくちゃ頭を使っています(笑)でもその時間すら愛おしく感じるくらい、やりたかった事が出来ているなって思います。昨日も夜中の3時とか4時位まで曲の歌詞を考えていました。もうハイスピードでどんどん進んでいます!周りを待たせすぎちゃっているので、その分取り戻したいって思っているんですよ。もしかしたら待たせすぎちゃったせいで離れてしまったお客さんもいるかと思います。でもそれはそれでいいと思えたんです。今までだったら気にしていたんですけど、新しい事をやっているので変わっていく事は当たり前だし、また良くなったなって戻ってきてくれたらいいなって思えるようになりました。
―「ヒトヨゾラ」はまた雰囲気がガラッと変わってバラードですけれど、どんな楽曲ですか?
日乃まそら:凄く好きなバラードです。今までライブをしていく中で色んなファンの方から「声質がアコースティックに向いているね」って言われる事が多かったんです。ロック調の曲も勿論好きなのですけど歌詞に気持ちを一番乗せやすいのはバラードな気がしてバラードが歌いたかったんですよね。バラードを歌っている時って一人一人を見ながら歌えるから、色んな事を考えてしまってその瞬間に「一人じゃないんだな」って思えて泣きそうになったりします。
―私も好きです「ヒトヨゾラ」
日乃まそら:ありがとうございます。「日と夜空=“太陽があるから月が輝ける”」という意味と、「一つの夜空“あとこちに散らばった星たちも一つの空の中にいるんだよ”」という意味と、「ヒトヨゾラ」と「日乃まそら」の響きが似てるから、とかいろんな意味を込めています。タイトルをカタカナにしてある事によってそれぞれの意味を想像してもらえるかなって。色んな思いを込めた曲です。
―9/10が2nd Singleのリリース自主企画イベントという事ですが、意気込みなどを教えて下さい。
日乃まそら:まさか私が自主企画なんてものをやる日が来るなんて思ってもみなかったです。今までの日乃まそらを知る人であれば誰もが驚いていると思います。“いきなりどうしたの?”って驚きの声がSNSでも上がっているのを見ましたもん(笑)でも企画の日が決まっているという事はその日までに何とかしなきゃならないというのが決まっているので、どれだけ前に進めるのか勝負だと思います。今まではアイドル界隈でのライブが多かったですがバンド編成になって他のジャンルの方達とライブをするようになって「こんなジャンルがあったんだ、すごい人が沢山いるんだ」って衝撃を受けました。みんながそれをまだ知らないのが勿体ないって思ったので色んなジャンルを知ってもらいたいです。今決まっている人たちも豪華すぎるので私自身が楽しみですもん!私が見ていて楽しいなっていう気持ちを押しつけではなく共有したいです。誰が好きとか関係なく、みんなが楽しめる空間がライブハウスだなって思います。
―eggmanでの企画なので楽しみにしています。
日乃まそら:ありがとうございます。私もまだまだ未熟なので初めての事ばかりで戸惑いもあるんですが、一緒に成長を見守っていって欲しいなって思います。変わらない部分もありなが、ここからどう成長していくかを見て欲しいです。
―アーティストとしてのこれからの展望など教えて下さい。
日乃まそら:空手家としての憧れの地でもある、日本武道館でワンマンライブをやりたいです!代々木体育館にも空手の試合では行った事があるのでアーティストとして立ちたいですね!あとは、地方で応援してくれている方がいるので、今度は私から会いに行ってライブをしたいです。音楽をやる前から応援してくれている人が各地にいて下さるので“日乃まそら”としてありがとうを伝えに行きたいです。今私がやっている事を見て欲しいです。
―是非叶えて欲しいです!本日はありがとうございました。